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KAMPO

漢方内科の診療方針

POLICY

あなたに合った治療を考える

東洋医学では、ひとりひとりの体質を見極めて治療の方針を考えます。
「体質」「話し方、雰囲気」「嗜好」といった個性から、「おなかや脈、舌の所見」「からだにかかる負担の原因」など所見を総合的にさぐり、薬を選びます。
即効性のあるものもありますが、多くの漢方薬にはじわじわ免疫を高める効果もあります。
徐々にからだのバランスを回復し、日々の暮らしがより快適になるよう治療を計画します。

東洋医学について

漢方を主体とした東洋医学、伝統医学を扱っています。
保険適応である148種類のエキス剤(袋入りの粉薬)を主に処方しています。

もともとは、インド医学であるアーユルヴェーダに興味を持ち、勉強をはじめました。
インドやスリランカで今も広く行われている治療法ですが、日本とは風土や植物の生育も異なることなどから、すぐに医療に取り入れるには難しいと感じていました。
学生時代からお世話になっていた現明治国際医療大学教授の今西二郎先生に相談したところ、日本では保険適応もある漢方をすすめられ、非常勤医師の赤松園子先生と共に学んできました。
西洋医学はどちらかといえば、からだの不調部位を特異的に作用し、細かくミクロに治療します。東洋医学においては、ひとりひとりの個性を見て、マクロに体質に合うような薬や治療法をさがしていきます。
同じ薬であっても効果は それぞれですし、同じ症状であっても異なる薬が効果を発揮したりします。
どちらにも長所がありますので、おひとりおひとりの症状、状態に合わせて西洋薬と漢方を両方処方したり、それぞれどちらかを処方することもあります。
漢方薬は、1箇所に作用するというよりは、全身に作用することが多いので、からだの不調など、西洋医学的な病名がつかなくても、症状が改善することもあります。
冷え性、むくみ、疲労、食欲不振、ほてりなどでお困りの方もご相談ください。